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センター概要

CENTER

ご挨拶

MESSAGE

健康情報科学研究センター長就任のご挨拶

この度2021年4月より、北海道情報大学 健康情報科学研究センター長を拝命いたしました。この健康情報科学研究センター(以下、センター)は2007年に設立し、前任で現在、本学学長の西平順教授のご尽力のもと、食の臨床試験の確固たるプラットフォームとして発展して参りました。当センターは食品成分の健康機能の解析といった食の保健機能研究に限らず、産業界とも連携を深め、食の高付加価値化等を通じた健康長寿産業の発展や健康長寿社会の創生に向けた活動に加え、地域住民の健康の維持増進にも取り組んで参りました。今後は当センターを「食と健康と情報」を基盤とした国際的な食の研究拠点として、また人々の健康を加速する社会貢献の活動拠点として発展させていくために、微力ながら一意精励して参る所存です。
関係の皆様方におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻を賜れますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

健康情報科学研究センター長
医療情報学部 医療情報学科
教授 本間 直幸

健康情報科学研究センターの過去、現在、未来

~地域から必要とされる組織づくり~

北海道情報大学(本学)は江別市、北海道、ノーステック財団、フード特区機構、北海道経済産業局と連携し、「食と健康」をコンセプトにした地域基盤「江別モデル」を築いてきました。その活動の中核組織が健康情報科学研究センター(以下、本研究センター)です。これまで構築してきた「江別モデル」をより強固にして、地域に役立ち、望まれる大学の組織として継続していくためには、本研究センターの健全な発展が欠かせません。本研究センターの立ち上げから現在に至るまで、数多くのセンター職員と研究者が力を発揮して、その成果はイノベーションネットアワード文部科学大臣賞受賞、北海道科学技術賞受賞、私立大学研究ブランディング事業採択として実を結び、大きく発展してきました。近年、食の臨床試験を中心とする「食と健康」の取組に、本学の強みである「情報技術」を融合し、よりダイナミックな地域基盤として本研究センターを運営しています。「食と健康と情報」の3つのキーワードでより体制が強化され、本研究センターは教育、研究、地域貢献の課題に効果的に取り組む組織として新たな一歩を踏み出しました。

本研究センターの大きな目標として“食と情報技術による住民の健康増進”を掲げています。具体的には1.教育面ではヘルスリテラシーによる住民の健康意識の向上、2.研究面ではヘルスステーションと健康アプリケーションの開発、3.地域貢献では産学官連携によるヘルスケア産業の育成、の3つの目標を確実に実現していくことです。
今後はさらに、地域の抱える課題に取り組み発展させるために具体的な方策を立て、地域行政とも連携して、国内にとどまらず、本研究センターを「食と健康と情報」をコンセプトにした国際的な食研究の活動拠点として成長させる所存です。今後、関係者皆様の一層のご支援とご協力を賜り、本研究センターが地域から必要とされる組織に発展していくために、職員一同努力邁進して参ります。

健康情報科学研究センター
試験責任医師 教授 西平 順