食と健康と情報
FOOD,HEALTH AND INFORMATION
IT技術で情報を有機的に融合
食の臨床試験システム「江別モデル」
北海道情報大学 健康情報科学研究センターでは、これまでに地域住民の健康維持・増進を目指すべく、
食の健康機能を評価する臨床試験システム(江別モデル)を構築、その取り組みを発展的に展開するとともに、
研究を通して得られた健康情報をベースにしたセルフヘルスケアシステムを開発しています。
北海道情報大学 健康情報科学研究センターでは、これまでに地域住民の健康維持・増進を目指すべく、食の健康機能を評価する臨床試験システム(江別モデル)を構築、その取り組みを発展的に展開するとともに、研究を通して得られた健康情報をベースにしたセルフヘルスケアシステムを開発してきました。また、独自ルールにより構成した機械学習型AIを用い対話形式で健康アドバイスを行う機能開発を進めています。現在、これらの技術を有機的に融合したセルフヘルスケアシステムの研究開発を推進、企業における健康経営や地域コミュニティの健康管理、さらにSociety5.0での活用・実現に向け技術シーズの提供、受託・共同研究を進めています。
身近で手軽な「健康診断」の拠点
健康管理プラットフォーム eヘルスステーション(eHS)
「健康管理プラットフォーム eヘルスステーション」は、利用者の健康管理に役立つ機器。その特徴は、血圧、体組成や活動量を同一のシステムで測定し、データ管理を行える点。また、食と健康レコメンドシステム L iR(リル)と連動し、利用者のスマートフォンで健康状態を確認することができます。現在、江別市内9カ所にて使用、内1カ所は企業における健康経営の場で活用されています。本プラットフォームは戦略産業雇用創造プロジェクト(平成25~27年度、北海道)において開発されました。
こんなことができます
血圧・体組成
○eHSに組み込まれた血圧計・体組成計にて測定することで、測定結果を自動的に登録できる
○グラフでの表示により、数値の変化を把握できる
活動
○A&D社製のNFC通信機能付活動量計から、データを取り込むことが可能
健診結果
○健診結果の登録と登録内容に対するアドバイス
○健診結果を登録することで、現在の数値に関して一覧で確認することができる
○また、健診結果に対して、医師、管理栄養士の目線からアドバイスを行う
保健指導
○保健師が利用者に対して保健指導を行うための、指導内容を表示することが可能
○保健師が利用者に対して入力した保健指導内容を、利用者が閲覧することで日々の生活の改善に役立てる
LiR連携
○後述のLiRと連携することで、Li Rにて血圧、体組成、活動量、健診結果を閲覧することが可能