PROJECT-01
戦略的イノベーション創造プログラム[SIP]第2期
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期(スマートバイオ産業・農業基盤技術)
食を通じた健康システムの確立による健康寿命の延伸への貢献
超高齢化社会を迎えた日本では、労働力が減少する中、質の悪い睡眠、ストレス、腸内環境の乱れ、食生活の乱れから引き起こされる軽度不調(生産性低下を招く心身不調)が社会問題となっています。このような問題を解決するため、本件研究課題では健常人1000人による日本人に特徴的な「食・腸内マイクロバイオーム・健康情報統合データベース構築に向けた網羅的研究調査(すこやか健康調査)」を行うことで、 軽度体調評価と改善に関わる、メカニズムの解明と高付加価値機能性農産物、食品の創造を目指します。また、食を通じた国民の健康寿命延伸に寄与するとともに、生産性の向上に貢献いたします。
北海道情報大学では、「食によるヘルスケア産業創出コンソーシアム」メンバーとして「すこやか健康調査」を担当、血液検査を含む一般の健康診断のほか、腸内細菌の種類や割合(腸内フローラ)、睡眠の質、食事などの得られたデータを食と健康との関係性の解明などを目的とした研究を行っています。