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【プレスリリース】タマネギのケルセチンは認知機能維持に役立つ ~ヒト介入試験で加齢に伴い低下する認知機能維持に役立つ機能を報告~

高齢化が進む現在、食生活を介した認知症予防や加齢による認知機能低下の改善が期待されています。今回、農研機構、北海道情報大学、岐阜大学等の研究グループは、タマネギに含まれる「ケルセチン」が、加齢に伴い低下する認知機能の維持に役立つことを、ヒト介入試験により確認しました。高齢の健康な方に、ケルセチンを多く含む、またはケルセチンを含まないタマネギ粉末を約5か月間食べていただき、一般的な認知機能検査を行った結果、ケルセチンを多く含むタマネギを食べた人の方が、摂取後に検査の点数が有意により大きく増加することを確認しました。今後、本成果を用いて、ケルセチンを関与成分とする、タマネギの機能性表示食品の届出を目指します。

※本研究開発は、生物系特定産業技術研究支援センター「「知」の集積と活用の場による革新的技術創造促進事業(うち「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業)」「脳機能改善作用を有する機能性食品開発」にて実施されました。

【参考資料】
1.The effect of 24-week continuous intake of quercetin-rich onion on age-related cognitive decline in healthy elderly people: a randomized, double-blind, placebo-controlled, parallel-group comparative clinical trial. Jun Nishihira, Mie Nishimura, Masanori Kurimoto, Hiroyo Kagami-Katsuyama, Hiroki Hattori, Toshiyuki Nakagawa, Takato Muro, and Masuko Kobori. J Clin Biochem Nutri. online 21 May 2021 1-13. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcbn/advpub/0/advpub_21-17/_article/-char/ja
2.「タマネギの健康機能性」小堀真珠子 食品と容器 2021 62(3) 146-151.

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